レスポンシブウェブデザインのデメリット

RWDっていったら後輪駆動のクルマのことですよね。ふつうは…それは置いといて、「RWD=レスポンシブ ウェブ デザイン」の略だそうで。

そのレスポンシブウェブデザイン、Googleでは推奨されているのようですが…
一つのHTMLソースを、CSS(+JavaScript)でデバイスに合わせた表示にすることができるので、とても効率的ではあります。

しかし、実際はデメリットの方が多いような気がしてなりません。
  • デザイン・レイアウトはCSS(+JavaScript)に比重があるので、結局デバイス毎の用意が必要
  • デバイスに合わせた最適な画像が用意できない
  • PC向けページと同じソースを読み込むので表示に時間が掛かる
  • デバイスに合わせて不必要な要素を削いでいるにすぎない
  • 旧ie等にも対応させるための処理も必要(HTML5対応のデバイスには不要な部分)
  • スマートフォンに合わせたリンクの変更に対処しにくい(画像+タイトル+概要を一つのリンクにする等)
自身の環境で制作していると、WiFiとかの高速回線でテストを繰り返してしまうので、実際の読込速度は蔑ろになりがちです。
PHP等で構築している動的なサイトなら、不必要な部分は予めユーザーエージェント等で削ぎ落としておくのが良いのかもしれませんね。
同一のURLで扱うのは必要なのではないかと思いますが…
同コンテンツで別ページを用意すると重複扱いされてしまいそうなので。

SEOを考慮してGoogleに良い顔を見せておくか、
利便性重視でユーザーに良い顔を見せるか、
さて、どちらが良いのやら…

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック